人生の節目にカーテン新調
ようやく春らしくなってきたと言ってたのも束の間
今日は日中30℃の夏日です。
去年は秋を感じなくなり、今年は春がなくなったようです。
この度お世話になったお客様は、30年前に新婚生活のアパートをはじめとして
ご新居を構えた時に続き、今回は結婚30周年のお祝いとして3度目のカーテン依頼です。
いろいろとカーテンを探し回られたようですが、どうも気に入った物と解りやすい説明がなく迷われていたようです。
そこで、モリソンを思い出していただき、この度もお世話になりました。
人生の節目にカーテンを選んでいただけるとは、カーテン屋の冥利に尽きます。
お決めいただきましたカーテンは麻100%の生地です。
麻生地は糸の織も不揃いで、ネップのような糸溜まりもあり、シワも目立ちます。
レースはポリエステルに比べ、耐久年数も低いと思います。
しかし、麻生地の良さはポリエステルとは違い、触った時のしっとり感。
ポリエステルのような乾いた感じはありません。
光にかざした時の自然な表情は化繊の糸では表現出来ないでしょう。
湿気により伸びたり縮んだりもしますが、これは生地が空気中の水分を吸ったりはいたりしている証拠です。
室内の空間も心地よくなります。
麻生地を触って見ていただくと、心移りするお客様が多くいらっしゃいます。